2022.09.13 01:54コーチの勉強を始めた話みなさんご無沙汰しています。久しぶりにブログを書きます。特に何か大きな結論に達したとか、広めたい情報があるとかそういう訳ではないのですが、最近ちょっとやっていることをお話ししたいと思います。この話を始める前に僕の自転車競技の経歴を少し。僕は日本の学校の部活での自転車競技を経験していません。中学生の頃からMTBで走り回り、高校生の時に学校とは関係のない地元のショップのクラブチームに所属させてもらいロードレースにも出始めましたが、周りに同年代の選手もいなかったので基本的には1人で練習していました。全日本等の全国大会で何度か入賞はしたりしていましたが、インターハイ等には出たこともなくナショナルチームにも参加したことはありませんでした。唯一と言っていいのは福島...
2021.11.30 13:27全日本づくしのシーズン終盤👆📷アイラン10月末に広島で行われた全日本ロードを13位という順位で終えてしまい、少し残念な気持ちはありましたが、レースは続きますということで3日間ほどしっかり休んだ後は、気持ちを切り替えて2週間後の全日本MTBのXCEとXCC、その次はマトリックスのチームイベント「スズカエンデューロ」で翌週は全日本MTBのXCO、そのまた翌週はMTBの国内シリーズ戦Coupe du Japonの最終戦が京都ゆぶねで行われました。これからすぐ全日本シクロクロスも控えています。こんな全日本が集中して続くことなんて今後もう無いんでしょうね。。。詳しい参戦スケジュールはカレンダーのページをご覧いただきたいのですが、そんな感じで毎週のように楽しませてもらう予定だったのです...
2021.10.18 10:03JBCF最終戦を終えて。2021年JBCFシリーズ、最終戦を無事に終えて、ホセの個人総合優勝とチーム総合優勝を獲得。僕自身も年間ランキング7位になりました。長いシーズンを通しての応援ありがとうございました。
2021.10.06 13:04泥だらけのパリルーベを見て今年のパリルーベすごかったですね。あんなコンディションであのコースを走りきれるだけでも物凄いことだと思います。というのも、u23のころ、2回パリルーベU23を走ったことがあるので、ほぼ同じコースを走った体験があったので、余計に共感できました。最初は20歳の時、アメリカ籍のチームに所属していたときに出場しました。パリルーベのU23バージョンは、本家のエリートよりもレースの距離自体は100kmほど短いものの、その中身は、エリートだと本来ある最初の100km以上の舗装路を全部端折って、ちょっと舗装路を走ったらすぐに一つ目の石畳区間が始まるレイアウト。そして20箇所以上ある石畳の区間はひとつだけを除いては全て同じというコース設定。唯一アレンベルグの森の石畳は危...
2021.06.23 12:52ふと思い出した数年前の「逃げ」前回の逃げについての話を書いていて、少し前のレースを思い出しました。それは2017年ツールド北海道の第2ステージ。これはワンデイのJBCF群馬とは違い、ステージレースの途中の1ステージというまた少し違った環境のレースでした。ステージレースとワンデイレースの違いはググってもらうとして。。。この日のレースは距離が185kmでレース序盤と終盤に山が一つずつで、あとはアップダウン。群馬とは違い同じ道は通らないラインレースです。あまりブレーキは必要なく広い道が続くような明らかに集団に有利なコースでした。コースはこんな感じ。
2021.06.20 08:19逃げの戦略 その3予想以上に長くなってしまいましたが、これが今回の群馬編の最後です。必死になって作った逃げができたら次は何を考える逃げ集団ができて、すぐに先頭と後方のタイム差は4分を超えました。さて、ここでいったん逆の立場に立って、4分差をひっくり返すにはどうしたらいいか考えます。例えば、平均速度40km/hで走る先頭集団があると仮定すると、(群馬だとレース全体の平均速度がこれくらいな気がします)距離10kmを走るには、15分かかります。前に追いつくためには、後ろの人はもっと速く走らないといけません。43km/hで走れば、10kmは約13分57秒かかります。ということは、この場合、4分差を詰めるためには距離にして約40kmも必要な計算になります。つまり1分で10km必要...
2021.06.18 11:42逃げの戦略 その2前回のブログで、逃げについての基本的な流れを書きました。ここから実際に今回の群馬のレースの展開を参考に、どういうことを考えながら走っていたのかを書きたいと思いますコース分析とスタート前の準備まずスタート前の情報として、今回走った群馬CSCのコースは1周6km程の短い周回コース。
2021.06.17 06:45逃げの戦略 その1さて、今回の群馬のレースでマトリックスはマリノの独走逃げ切りという形で勝利を挙げたわけですが、ちょうどレースのときにどんなことを考えながら走っているのか書こうと思っていたところだったので、逃げていたとき、どういうことを考えながら走っているのか書きたいと思います。マトリックスの戦略的には独走もしくは少人数の逃げ切りが多いですが、どう考えながら動いているのか、少しでもお伝えできれば嬉しいです。そこで今回の群馬の話をする前に、そもそもロードレースにおける「逃げ」という戦い方について少しだけ書こうかと思います。逃げとかアタックとか知ってますという人は飛ばしてください。まず前提として、自転車レースは空気抵抗との戦いです。速く走ろうと思ったら風の抵抗を受けることに...
2021.06.01 08:57フィッティングを受ける僕とフィッティングサービスとの出会いは2009年、20歳の時にアメリカのチームに入った時のこと。それまでは、周囲の経験豊富な選手の意見を取り入れたりしつつ自己流のポジションでしたが、アメリカに渡りチームの初顔合わせのタイミングで、チームの拠点にもなっているバイクショップの地下で初めてバイクフィッティングなるものを受けました。今、日本で行われているようなものを大きな違いは無く、各関節の角度を見ながらポジション出しをしていくものでした。クリート位置から始まり、ローラーでペダリングしながらサドルやハンドルの各部の調整をしていく感じです。ただ、所属選手全員を1日で行うということもあって、柔軟性などをチェックするアセスメントは最小限のものだったと記憶しています。...
2020.09.05 07:51睡眠は大事こんにちは。最近あまりに疲れている時は12時間睡眠しています。やっぱりしっかり寝るとスッキリ目が覚めて最高ですね!さて、先週のJBCF西日本クラシックから新しく「39 Design」(サンキューデザイン)さんのマットレスを導入しました。
2020.08.10 09:39暑さ対策毎年のことですが、今年の夏も暑いですね。。。太陽さん本気出しすぎですって。。。ということで、今日は僕が行っている暑さ対策について書きたいと思います。ウェアまず、ウェアについて。ロードバイクを乗るときに着るウェアは空気抵抗を減らすために身体にぴったりフィットするようにできています。なので太陽が出ていて直射日光が当たるとウェアが熱せられてそれが肌に当たってかなり暑いんです。そこで、中に網目が大きなインナーを着て、空気がしっかり通るようにしつつ暑いウェアが直接肌に当たらないようにしています。水を内側から外側に出してくれる網目の大きなタイプを着ていますが、よくある薄いだけのインナーだとベタっと肌に張り付いてしまうのであまり僕は好きではありません。