SIDAS

大阪・吹田にあるアドバンスドフットさんでインソールを作ってきました。 


いろいろなメーカーのインソールを試しましたが、結局この分野のパイオニア的存在であるSidasに勝てるブランドは他にはありませんでした。 なのでここ数年はずっとSidasのインソールを使っています。 

 今まではパッケージから出した時からインソールの形になっていて、あとは熱成形をするだけのBike+というモデルを使っていましたが、今回は今まで通りのBike+に加えて、いろいろなパーツを切って貼って組み合わせるフルオーダーのDodiatechというものも作ってもらいました。

医療機関等で様々なニーズに対応できるようにたくさんの種類の素材があるんですが、話をしながら素材を選ぶ→切り出す→素材を貼り合わせて→熱成型→靴との最終フィッティングという流れで作っていきます。 


 そして出来上がったBike+とPodiatechの両方のインソールを持ってテストライドへ。


 Bike+に比べて野木さんに作ってもらったフルオーダーのPodiatechの方がサポートされている面積が広いように感じました。 インソールの厚みはどちらもそんなに変わらず靴がきつくなることもないので、どちらも違和感なく履くことができます。 新しく成型してもらったBike+のインソールを履いたときは、使い古したものに比べてしっかりフィットして良いなと感じたし、その後にPodiatechを使った時には今までとは違うフィーリングなので、履いた瞬間にはそのフィーリングに戸惑いました。今まであった隙間がなくなりこれまで以上に以上にフィットしていて余計なスペースがないのが逆に違和感を感じてしまったのだと思います。インソールは様々な素材を組み合わせているため、単純な形だけではなく部分部分によって剛性のあるところとないところがあって、それが二つのモデルで微妙に違うことも影響していると思います。 しかしそれも最初の3日間程度、それぞれ最初の10分程度ですぐに慣れました。 逆にPodiatechに慣れてしまった後にBike+に戻したら、ペラペラというか少し貧弱さや薄さを感じてしまいました。フィット感も少し劣っていてシューズの中で微妙に足が動くように感じた。 ただし、それは自分が履いているGiroのシューズの構造が、カーボンソールの形状が比較的シンプルな上にアッパーがしなやかな素材で自由度が高いので、それにはしっかりフィットしているPediatechの方が良い感じただけかもしれません。


もしかしたらBontやそれに近い他メーカーのカーボンの造形が足の形に沿っていてガッチリとした作りになっているとBike+の方が違和感なく履けるかもしれない。 いずれにせよ、両方を使ってみた自分が選ぶとしたら、野木さんに作ってもらったPodiatechの方を選ぶと思います。

気になる方はぜひ大阪のアドバンスドフットさんのところに相談に行ってみてください

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自転車選手小森亮平のブログです