レースはやっぱり面白い

先週末7月23,24,25日の3日間の日程でJBCF東日本ロードクラシック群馬大会が開催され、いよいよ日本国内でもレースが始まりました。


初日は120km。アップダウンのある1周6kmのコースを20周する。3,6,9周目にスタートゴール地点を1位で通過した者に優勝者がもらえるポイントの10%に当たるポイントが与えられる。毎レース、結果に応じて与えられるこのポイントで個人やチームの年間ランキングが決まるので、周回賞もできれば取りたい。

選手皆にとって久しぶりのレースになる初日。おそらく落車等のトラブルも多いだろうし、重要な逃げが決まる可能性も高いという考えもあったので、なるべく前方で走るように心がけた。上りでペースアップがあった際にもしっかり前で反応することができて、有力選手を多く含む15名ほどの逃げが決まった。こんな良いメンバーで決まることがあるのかというくらい強い選手たちでマトリックスからは自分1人。どうしようかと思っていたら後ろからチームメイトのレオがかっ飛んできた。

そのままの勢いでダッシュして3周目の周回ポイントを奪っていった。さすがレオ、すごいなと思っていたら、それで完全に疲れてしまったらしく、逃げから遅れるという笑

あまりに急にいなくなったので、何かのトラブルかと思ったほど。

そして、この逃げはこのまま行くと自分にとってもチームにとっても不利になるということで、積極的にはペースを上げない判断をした。

9周目のスプリントポイントはチームのためにも自分が獲得。

その後すぐに監督から、この逃げ集団にはとりあえずついていくだけで、あまり動くな、後ろからチームで追走をかける、という指示を受けたので、逃げの他のメンバーには悪いけれど、あまりローテーションには加わらなかった。

一時は3分半以上の差がひらいた集団がマトリックスを筆頭にペースアップを開始して追走を始めたが、こちらの逃げ集団のペースも落ちることがなく、逃げ切りが濃厚に。

逃げ切りが確定的になると、今度は逃げ集団内での争いが勃発。レース後半になってもまだ9名ほどの選手が残っていて、複数メンバーがいるチームもあるので、そのチームが波状攻撃を仕掛けてくる。

疲労が溜まってきてのゴールまで残り2周、一番きつい上りで抜け出した選手についていくことができずに、第2グループに取り残されてしまった。最後までその第2集団で走り5位でゴール。



2日目は60km。天気は今日も雨。

距離が短いということもあって序盤からハイペースな展開が続き、かなり苦しい。調子があまり良くないのか、最後のペースアップも遅れてゴール。途中、逃げたレオがチーム最高位の8位。苦しいレースが続く。

最終日には良くなっていると良いのだけれど。。。


3日目は132km。この日もきつい時間が続いて、序盤に遅れてしまう苦しい展開だったけれど、逃げを見送ってからはゆったりとした時間も多く、ギリギリまで集団内で走った。

集団前方でチームで固まりつつ、後半の動きに備えたものの、他チームのペースアップで見事に遅れてしまい、レース終盤にタイムアウト。

序盤から逃げたホセに全てを託す形になって、彼が2位でゴール。

雨ということもあって暑さの心配はなかったけれど、勝利をあげることはできず苦しいレースになりましたが、レースは面白くてワクワクします。

次は今週末8月2日のMTBレース"Coupe du Japonびわこ大会"に出場予定です。

写真はItaru MitsuiさんとShizu Furusakaさんより頂きました。

写真はInstagramのほうに多くアップしていますので、そちらもご覧ください。

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自転車選手小森亮平のブログです