Vuelta Castilla y Leon

先週の広島のレースを終え、チームはスペインと国内の2班に分かれてレースを戦っています。
国内JBCFも今後のランキングのために大切だし、スペインもこれからのために大事なレース。
そして自分はスペインに来ました

レース前日の水曜にマドリッドの空港に到着。そこから車で移動。外は気温一桁で雨。とりあえず移動で凝り固まった体をほぐすために、夜8時からようやくローラー台を回し始めました。

幸いなことにこっちのレースはスタート時間が遅め。スタートまでなるべく体を回復させます。

第1ステージは、山岳ポイントが3つあってある程度のアップダウンが続きます。獲得標高は2000m程度。風が強く時折雨が降って寒い。
チームメイトのホセが逃げてくれましたが、自分は動かない体をなんとかごまかしながら完走しました。


第2ステージ。

今日は平坦ステージ。トータル獲得標高は1000mほどで、晴れたけど今日も爆風。
だけど前日よりも調子が良くなって、体が動く。風が吹いているので選手たちがナーバスになっている集団からマンセボが単独でアタックしてみるみるうちに逃げていく。強い。何人か合流して強力な逃げが完成。どんどんタイム差を広げていく。
メイン集団では、中盤から横風を利用してモビスターがペースアップ。集団を粉砕した。途中40人程度まで絞られた集団にオーちゃんと自分が残っていたのだけれど、そこから自分が先に脱落。オーちゃん独りにしてごめん、と思っていたけど、オーちゃんも中切れに巻き込まれて脱落してきた。
結局、最後の最後まで逃げたマンセボが20数名の精鋭集団でゴールしたのみで、僕らは後ろの60人以上の大集団で完走。
この日は、日本やアジアのレースではなかなか味わえない強風のレースで、楽しかった。千切れてしまって悔しいけど。。。

そして最終日の第3ステージ。この日はスペインらしいカラッと晴れていい天気です。1時間以上延々と続くアタック合戦。大きな山岳賞のかかった上りの手前で逃げが決まる。上りに入ると、ここまで勝てていないモビスターが集団のペースを上げていって、ここで千切れてしまった。
あとはグルペットでゴールを目指したが、ゴールの街での周回コースには入れずDNFという形でここでレースを終えた。
悔しいがこれが今の力。日本にはあまり情報が入ってなかったかもしれませんが、応援ありがとうございました。

今週末もステージレースに出れそうなので、しっかり体を休めて次に備えます。

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自転車選手小森亮平のブログです