自転車にのる環境を作る

中学校のときだったかな?
自分が元々好きで乗っていたMTBの世界を広げていこうと考えていろいろ情報収集をしてるときに、地元のMTB愛好会の自転車コース設営を手伝うボランティアを募集しているという広告を見つけた。
そこでコースを手作りで作っているのを自分も少し手伝って、いろんな人が楽しめるコースになった。耐久レースの大会も出来た。
当時、中学生だった自分にはイマイチよく理解できていなかったけど、ああいったところにちゃんとしたコースを設置するのはすごく大変なことだと、後になって気がついた。しかも無料で利用できる。どういったところは実際に見に行ったら分かるけど、富士見のDHコースみたいな感じとは全く違うローカルな雰囲気。
近くにはBMXのコースもあって、確かアジア大会とかも行われたこともあるような立派なコースだったと思う。そこも無料で利用できるから中学の時は良く遊びに行ってた。

しかし、そういった自転車乗りにとって、とてもありがたい環境でも、自転車を乗っている人達が少しマナー違反をしただけで、見ている人は見ているもの。どこかしらか苦情が出てきて、それが溜まると「ああいう早そうな自転車に乗っている人はみんな危ない」から「自転車乗り入れ禁止」「コース閉鎖」とかになってしまう。
走る場が少なくなれば、当然だけど新しく自転車の世界に入ってくる人も減るし、そうしたら一緒に走る仲間が増えないし走る場所も減るし楽しくない。

恰好はちゃんとしてるけど、マナーはあまり良くないなぁーって人もたまに見かけるけど、さすがに「俺はマナー悪いぜ」って走ってる人はそこまでいないと思う。そういう人は自分がマナーを守れてないって自覚がないのかも。
せっかく作った自転車コースも、作るのには許可を取るのにもコースを設置するにもとても時間も体力もいることなのに、禁止になるのは本当に一瞬のこと。

僕らも含め皆が、普段から常に周りにどういう影響を与えてしまっているか考えながら走らないとね!

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自転車選手小森亮平のブログです