2023.10.25 09:57ご報告皆様にご報告です。今年いっぱいで5年間所属させてもらったマトリックスパワータグを離れることになりました。良いチームメイトとスタッフに恵まれ、国内外様々なレースを走り、国内では昨年までの4年間はJBCFのチーム総合とチームメイトの個人総合優勝を支えることができたり、僕自身も勝つ機会を持たせてもらったり、そしてホビーライダーが参加してくれているイベントのお仕事と、とても良い経験をたくさんさせてもらいました。しかしながら、最近はチームとは別のところで個人でやりたいことが増えてきており、ロードレースチームであるマトリックスパワータグでの活動との両立が困難との判断を致しました。学生時代にプロの自転車選手を志し、高校を卒業しフランスへ渡り、その数年後からは何度か移...
2022.09.13 01:54コーチの勉強を始めた話みなさんご無沙汰しています。久しぶりにブログを書きます。特に何か大きな結論に達したとか、広めたい情報があるとかそういう訳ではないのですが、最近ちょっとやっていることをお話ししたいと思います。この話を始める前に僕の自転車競技の経歴を少し。僕は日本の学校の部活での自転車競技を経験していません。中学生の頃からMTBで走り回り、高校生の時に学校とは関係のない地元のショップのクラブチームに所属させてもらいロードレースにも出始めましたが、周りに同年代の選手もいなかったので基本的には1人で練習していました。全日本等の全国大会で何度か入賞はしたりしていましたが、インターハイ等には出たこともなくナショナルチームにも参加したことはありませんでした。唯一と言っていいのは福島...
2022.03.14 07:052022年始動3月13日に広島中央森林公園で行われた「西日本チャレンジサイクルロードレース」から2022年シーズンがスタートしました。UCIレースやJBCFのレースのように高い位置付けのレースではありませんが、冬の間のトレーニングの進み具合を確かめるこのレース、個人的には毎年あまりいい走りはできていないので不安8割の期待2割で臨みました。
2021.12.14 08:35全日本シクロクロス参戦今年も全日本シクロクロスにチャレンジしてきました。JBCFかすみがうら大会の会場近く、茨城県土浦でおこなれた今年の全日本シクロクロス。関西からはそれなりに遠く、ここに1年に2度も来ることになるとは思いませんでした・・・。レースは日曜ですが早めに金曜に会場入り。時間に余裕を持って移動してきました。金曜に軽く霞ケ浦のサイクリングロードを通りましたが、雰囲気が良く走りやすくて良いところですね。肝心の全日本のコースは運動公園の芝生が大半ですが、ところどころ泥になっている区間もあったり意外と滑りやすい。そして、コース幅が狭くコーナーも多いので忙しないコースという印象です。
2021.11.30 13:38Coupe du Japon 京都ゆぶね全日本XCOを終えた翌週に迎えたCoupe du Japonの最終戦京都ゆぶね。今年は各地でレースが重なりこのレースの参加者が少なくなっていたので、走りやすいかなと思っていました。試走もしっかり行い、レースに備えます。コーチをやらせてもらっている立命館大学から高本が出場するのでスタッフ陣と、コンディショニングのためにこのレースはスキップすることにした同じく立命監督の悠がサポートに来てくれて、彼らと一緒に動かせてもらいました。レース当日は自宅でゆっくり準備をして2時間半前くらいに会場入り。タイヤは2.35に空気圧は前後1.3bar。テクニック練習も兼ねて最近はノブが低くグリップ低めなタイヤをあえて使っています。常に気を遣わないといけませんが、そのぶん滑り...
2021.11.30 13:27全日本づくしのシーズン終盤👆📷アイラン10月末に広島で行われた全日本ロードを13位という順位で終えてしまい、少し残念な気持ちはありましたが、レースは続きますということで3日間ほどしっかり休んだ後は、気持ちを切り替えて2週間後の全日本MTBのXCEとXCC、その次はマトリックスのチームイベント「スズカエンデューロ」で翌週は全日本MTBのXCO、そのまた翌週はMTBの国内シリーズ戦Coupe du Japonの最終戦が京都ゆぶねで行われました。これからすぐ全日本シクロクロスも控えています。こんな全日本が集中して続くことなんて今後もう無いんでしょうね。。。詳しい参戦スケジュールはカレンダーのページをご覧いただきたいのですが、そんな感じで毎週のように楽しませてもらう予定だったのです...
2021.10.18 10:03JBCF最終戦を終えて。2021年JBCFシリーズ、最終戦を無事に終えて、ホセの個人総合優勝とチーム総合優勝を獲得。僕自身も年間ランキング7位になりました。長いシーズンを通しての応援ありがとうございました。
2021.10.18 10:01JBCF最終戦かすみがうらJBCFシリーズ最終戦かすみがうらロードレースコースは1周5km程度の周回で雨&風のある北フランスやベルギーのアマチュアレースみたいなコース。ほぼ平坦ですが、逆にあまり休めないので少ないタイム差がなかなか縮められないようなコースです。総合2位につけている愛三の岡本を勝たせてしまうと、ホセの年間総合優勝が危険水域に入ってしまうかもしれないので、チームの作戦としてはとにかく逃げを作って、愛三を崩壊させる作戦でした。こういうコースは好きで割と得意だと思っているので、1周目から前に位置しながら走っていると、2周目に入るときに弱虫ペダルチームの入部 @shotaroiribe 選手がアタック。
2021.10.06 13:04泥だらけのパリルーベを見て今年のパリルーベすごかったですね。あんなコンディションであのコースを走りきれるだけでも物凄いことだと思います。というのも、u23のころ、2回パリルーベU23を走ったことがあるので、ほぼ同じコースを走った体験があったので、余計に共感できました。最初は20歳の時、アメリカ籍のチームに所属していたときに出場しました。パリルーベのU23バージョンは、本家のエリートよりもレースの距離自体は100kmほど短いものの、その中身は、エリートだと本来ある最初の100km以上の舗装路を全部端折って、ちょっと舗装路を走ったらすぐに一つ目の石畳区間が始まるレイアウト。そして20箇所以上ある石畳の区間はひとつだけを除いては全て同じというコース設定。唯一アレンベルグの森の石畳は危...
2021.06.23 12:52ふと思い出した数年前の「逃げ」前回の逃げについての話を書いていて、少し前のレースを思い出しました。それは2017年ツールド北海道の第2ステージ。これはワンデイのJBCF群馬とは違い、ステージレースの途中の1ステージというまた少し違った環境のレースでした。ステージレースとワンデイレースの違いはググってもらうとして。。。この日のレースは距離が185kmでレース序盤と終盤に山が一つずつで、あとはアップダウン。群馬とは違い同じ道は通らないラインレースです。あまりブレーキは必要なく広い道が続くような明らかに集団に有利なコースでした。コースはこんな感じ。
2021.06.20 08:19逃げの戦略 その3予想以上に長くなってしまいましたが、これが今回の群馬編の最後です。必死になって作った逃げができたら次は何を考える逃げ集団ができて、すぐに先頭と後方のタイム差は4分を超えました。さて、ここでいったん逆の立場に立って、4分差をひっくり返すにはどうしたらいいか考えます。例えば、平均速度40km/hで走る先頭集団があると仮定すると、(群馬だとレース全体の平均速度がこれくらいな気がします)距離10kmを走るには、15分かかります。前に追いつくためには、後ろの人はもっと速く走らないといけません。43km/hで走れば、10kmは約13分57秒かかります。ということは、この場合、4分差を詰めるためには距離にして約40kmも必要な計算になります。つまり1分で10km必要...
2021.06.18 11:42逃げの戦略 その2前回のブログで、逃げについての基本的な流れを書きました。ここから実際に今回の群馬のレースの展開を参考に、どういうことを考えながら走っていたのかを書きたいと思いますコース分析とスタート前の準備まずスタート前の情報として、今回走った群馬CSCのコースは1周6km程の短い周回コース。